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これから山歩きをしようと思ったら最初に必要になるのが登山靴です。
年に1度か2度の低山で、歩く時間も2~3時間程度なら、普段使っているスニーカーでも充分でしょう。しかし本格的に様々な山を歩きたいとなれば是非とも揃えたいのが登山靴やトレッキングシューズです。登山靴(トレッキングシューズ、ハイキングシューズ、軽登山靴など)には、くるぶしを覆う、覆わないで3タイプあります。ローカットはくるぶしを覆わない靴。ミドルカット(ミッドカット、ミディアムカットとも言います)は足首、くるぶしを覆う靴です。ハイカットは更に深く足首を覆います。
価格、重量は一般的にローカット、ミドルカット、ハイカットの順に高く、重くなります。
素材は、化繊、化繊+ゴアテックス、皮革の順に価格が高くなります。
初心者には最初の一足として、化繊+ゴアテックス製がよいでしょう。タイプはミドルカットのトレッキングシューズをお薦めします。ミドルカット以上であれば足首を保護してくれます。捻挫などの怪我の防止と砂や落ち葉も入りにくいのです。
沢の徒渉の時は水深が浅ければ、ハイカットの靴は濡れずに渡りやすくなります。
ハイキングシューズ 、トレッキングシューズ 、軽登山靴など
無雪期に5kg~10kg程度の軽い荷物で歩くのに適した靴。日帰りや山小屋1~2泊程度のよく整備されたコース向き。くるぶしを保護する高さはあるがアッパー、ソールともに比較的ソフト。軽アイゼンの装着が可能。この中でもライト(軽量でアッパー、ソールが比較的柔らかいもの)とハード(ライトに比べやや重くアッパー、ソールが比較的硬いもの)に分けられる。
登山靴、マウンテンブーツなど
多くは皮革製です。15kg程度までの荷物で歩く山行や、軽い雪山にも適している。ソールはやや硬めでアッパーもより頑丈に出来ている。アイゼンや軽アイゼンの装着が可能。(この中でもライトとハードがある)
アルパインブーツ、プラスチックブーツなど
皮革製やプラスチック製の登山靴。保温性が高く、雪山や高所登山に適している。
ローカット・ミドルカット・ハイカットのトレッキングシューズ
ローカット ミドルカット ハイカット
メレル Chameleon Shift GORE-TEX M キャラバン C1_04 ガルモント ELMO GTX
 
いろいろな登山靴!あなたに合った登山靴・トレッキングシューズを探してください。
日本の登山靴メーカー 
シリオ
:幅広、甲高の日本人向けにイタリアメーカーと共同開発して提供。
キャラバン・グランドキング
:1950年代に一世風靡したキャラバンシューズはこの会社の商品名。登山入門者向けモデルのキャラバンシューズと本格トレッキングシューズモデルのグランドキングと二つのブランドを展開。
モンベル
:幅広いアウトドア用品を開発する。
登山靴・トレッキングシューズの各部の名称
カタログ等に表示された言葉の意味を正しく理解することが靴探しの一歩です。
アンクルパッド:足首周りのクッション性のあるパッド。
アッパー:ソール部分より上部の靴全体。皮革かゴアテックスが主流
サイドプロテクター:靴の側面を保護するためのゴム
ミッドソール:衝撃を吸収するプレート
アウトソール:靴底のこと。ビブラム社の製品が主流
タン:靴前面の舌状の部分。中にクッション材が入っているのがよい。
フック:足首部分の紐をかける金具。
紐留めフック:紐を掛けて締めると緩まないので、締め加減を変えられる
D環:Dリングともいう
トウカップ:つま先を保護する
インソール:図には出ていないが、中敷のこと。クッション性に富み衝撃を和らげる
アッパー(甲皮)の素材
革製のほかゴアテックス製があります。ゴアテックス (Gore-Tex)は 、アメリカのW.L.ゴア&アソシエーツ社が製造販売する防水透湿性素材の商品名です。その最大の特徴は、湿気は通すが水を通さないので蒸れないことです。。通常はナイロンの生地でゴアテックスを挟んで使われています。表面生地の撥水性が落ちると、水の膜ができて湿気を通さなくなります。このため時々は撥水スプレーを吹きかけておくことが必要です。ゴアテックスが使われている場合には、すべてにこのタグがつけられています。
アウトソール(靴底)の素材
ビブラムソールは、イタリアのビムラム社が作る登山靴やトレッキングシューズに使われている合成ゴム製のアウトソール(靴底)をいいます。山地や岩場での滑りにくさであるグリップ性、衝撃を和らげる弾力性、タフな耐摩耗性に優れているのが特徴です。ビブラム・ソールは世界的に使用されており、現在ではビブラム社純正のものと、靴メーカーと共同開発された製品が多く使用されています。そのほか靴メーカー独自の製品もあります。
登山靴の選び方
自分に合った登山靴(トレッキングシューズ)を購入するには、登山用品専門店に行き店員のアドバイスを受けて購入したほうがよいでしょう。その場合はどういう山を歩きたいのか、具体的に伝えることが必要です。山で使う靴下があれば、その靴下を持っていきましょう。靴下が無い場合は、試着用の靴下を用意している店が多いので、それを借りましょう。登山靴を選んだ後に靴下を購入すればよいのです。また最近ではインターネット通販も良く利用されています。この場合は自分の足の大きさを正確に測って購入するようにします。登山靴の場合平地と違い登り下りがあるので、大きさに余裕を持たせることが必要です。
靴のサイズが大きすぎる ちょうどよい 靴のサイズが小さすぎる
実際に何種類かを履き比べてみます。つま先に余裕が無いと急な下りのときに、つま先を傷めることになります。目安としてはつま先を靴の先端に合わせ、かかとに指が1本程度(1cm~1.5cm)入る位に、余裕があるのが良いとされています。私の場合は正確に測ると25.5cmでしたので+1.5cmの余裕を持たせて27.0cmにしました。厚手の靴下や中厚の靴下によっても履き心地が変わってきます。場合によっては2枚の重ね履きもしてみます。最もいい条件で歩けるようにしてください。
また、中敷(インソール)を取り出して「中敷のかかと部分」と「かかとの先端」を合わせ上図のように、つま先部分に余裕があるかどうか確認します。靴紐をきっちり締め、実際に店内でスロープや階段を歩いてみて、足の甲の部分、足首周りなどに違和感がないかを確認します。全体的に足にフィットしていて、窮屈に感じないことです。「これならば」と思えるくらいでないと、安易に妥協して購入すべきでないと思います。
靴紐の締めかたと、履き慣らし
D環の先のほうから順序よく締めていく。
紐留めフックで仮留めできるので、前後で締め具合を変えられる。
足首部分のフックに紐を掛けて結ぶ。
蝶結びにしたあと、長い場合は一重結びにする。
登りは普通に、下りはややきつめに締める。
購入して直ぐ山へ行くことは避けます。
平地や坂、階段を何日か、なるべく長時間歩いて見ます。
足が擦れたり痛かったりしたら、紐の締め方や靴下の厚みを工夫します。
靴のメンテナンス
靴の購入とともに、靴下のスペアや靴のメンテナンス用品も購入しておく。
靴紐のスペア、撥水スプレー、革靴の場合は保革油やオイル等
山歩きから帰ったら、各部の汚れを落とし、風通しの良い所で日陰干しにする。
布製の場合は撥水スプレーを、革製の場合は専用の保革材を塗る。
ビブラムソールや革製の場合は靴底の張替えができるものが多いようです。
靴の購入時にソールが張替え可能かどうか、費用も確認しておきます。
靴の寿命は5~6年と考えて、費用も含めて張替えするか判断します。
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