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箱根・明神ヶ岳(1169m)~明星ヶ岳

平成21年(2009)4月19日(日) 7名
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マメザクラ(豆桜・富士桜)富士山周辺に咲く桜
大雄山最乗寺は開創以来600年といわれており、大雄山線はそのための参詣鉄道として造られたようです。その大雄山線の先頭車両の先頭座席に乗ると、車窓からは富士山や特徴のある矢倉岳が見えてくる。終点の大雄山駅で降り、今日初めてお会いする方たちと挨拶を交わし、道了尊行きのバスに乗る。
最乗寺の夫婦和合の下駄 見晴小屋より丹沢(中央が塔ノ岳)
道了尊に近づくと林床にはシャガが咲いている。道了尊バス停に続く参道を登っていく。本堂の近くに天狗さんの履き物の高下駄が一対おかれている。下駄は左右一対そろって役割をなすところから、夫婦和合の信仰がうまれ、奉納者が後を絶たないという。明神ヶ岳への登山道はこの左側から始まる。道標も設置されている。
登山道は少し登ると緩やかになる。林道を二つ横切ると見晴小屋に到着する。
大山から三ノ塔、塔ノ岳、丹沢山、蛭ヶ岳に続く丹沢の山々が霞んで見える。
ナツトウダイ(夏灯台)実際は春に咲きます クサボケ(草木瓜)
ここから登山道は防火帯のように切り開かれて展望のよい明るい道となる。
スミレや朱色のクサボケがいたるところに咲いている。そして歩いていくと満開のマメザクラが次々と迎えてくれる。
豆桜咲く新緑の登山道 マメザクラ
同じマメザクラでも個性があってピンク色やら白っぽいのやらがありどれも綺麗だ。
神明水では水が出ていたので飲んでみる。湧水なので冷たさや味もまずまずだった。ここからは丹沢や箱根市街の展望もよくなり、山腹を彩る新緑がみずみずしい。
ミヤマカタバミ(深山片喰) コチャルメルソウ(小哨吶草)
やがて沢筋にかかると、湿った斜面にオウレンやミヤマカタバミ、コチャルメルソウが咲いている。コチャルメルソウは目立たない小さな花で、種をつけた形が楽器のチャルメラのようで実に面白い。
山頂付近の新緑 明神ヶ岳より神山、駒ケ岳(左)
明神ヶ岳の稜線に飛び出ると、噴煙を上げる大涌谷と神山、駒ケ岳が姿を現す。
明神ヶ岳山頂 明神ヶ岳より富士山と金時山
直ぐに明神ヶ岳の山頂があり、富士が春霞のなかに浮かんでいる。
割と広い山頂の周囲を取り囲むように幾つかのグループが思い思いに休憩している。われわれも空いている場所で、富士山の景色を眺めながら昼食にする。
タチツボスミレ(立坪菫) キジムシロ(雉筵)
明星ヶ岳への稜線もスミレとクサボケがいたるところに咲いている。
箱根の山々や富士を見ながら、のんびり歩く稜線漫歩だ。明星ヶ岳へかけては新緑が目に爽やかだ。
明星ヶ岳直下からの宮城野、強羅の街 クサボケ(草木瓜)シドミ,ジナシ(地梨)ともいう
明星ヶ岳へは次第に緩やかに下っていくが、最後にほんのひと登りの小さな登りがある。その先を歩いていくと山頂とは思えぬ程の平らなところに明星ヶ岳の標識があった。ここから一旦分岐まで戻り宮城野へ下ることにする。途中、頂上直下のところに神山や宮城野の市街が見下ろせる大展望地がある。しばらく最後の展望を楽しんでから下りにかかる。宮城野バス停あたりで直帰組みとお別れする。
オウレン(黄連) 根茎を 苦味健胃整腸,消炎,精神不安に用います
勘太郎の湯でお風呂とビールを楽しみ、宮城野バス停でバスを待つ。タクシーが止まり「小田原までいかないですか?」というので「バス料金で?」と聞くと「それでいい」という。というわけで、バス代料金でタクシーで小田原まで行く。タクシーは渋滞の国道を通らず、空いている裏の林道を走る。6時きっかりに小田原駅に到着した。
コースタイム 歩行5時間30分
大雄山線大雄山駅(バス)~道了尊8:50→9:50見晴小屋→10:20神明水→11:35明神ヶ岳12:20→13:40明星ヶ岳→15:30宮城野バス停
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