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西丹沢・檜洞丸(1601m)、ツツジ新道

平成21年(2009)5月20日(水)2名
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檜洞丸山頂付近の木道より、バイケイソウとシロヤシオ
新松田駅に降りるとバス停前にはすでに登山者が列を作っていた。座席が満杯になるくらいで定刻に出発する。バスは丹沢湖からの河内川沿いを走るが対岸の山の緑は夏を思わせる濃い緑だ。風がなく丹沢湖の湖面も鏡のようで周囲の山々を写している。西丹沢自然教室前の駐車場は自家用車で満杯、その上ツアーバスも来ている。ゴーラ沢出合までは緩やかな山道歩きだ。いつもはゴーラ沢に掛けられている木橋はなく、飛び石伝いに対岸に2ヶ所渡る。何気なく渡っている飛び石だがこれを置くのも一仕事だと思う。以前、飛び石がない沢を渡ろうとして、近くにあった石を運ぼうとしたが重くて動かせなかった。そのあげく渡り損ねて沢にはまったことがあった。
ツツジ新道のブナの大木 展望地より富士を望む
ゴーラ沢からは急な階段と鎖場を過ぎて本格的な登りになる。ブナの木が多く、空を覆う枝葉の隙間から陽射しがこぼれる。展望地では朝方霞んでいた富士がしっかりとその姿を見せてくれた。
大室山(1587m)とシロヤシオ 斜面で花を咲かせるシロヤシオの木
展望地を過ぎてもシロヤシオの花は見かけられない。「こんなに上に行かないと咲いていなかったっけ・・・?(無言)」。二つ目の鎖場を過ぎたあたりからようやくシロヤシオが咲き始めていた。いつもは競うように咲く赤紫色のトウゴクミツバツツジがなぜか少ないようだ。
鮮やかな黄色い花をつけるミツバツチグリ ツツジ新道上部より、同角ノ頭(1491m)
登るにつれ花を付けている木が多くなってくる。以前登ったことのある同角ノ頭を右に見て更に進む。この辺りから見晴がよくなり周囲の山やシロヤシオを眺めながらの登りだ。木の階段が終わり木道が設置されている。7月頃に黄色い花をつけるマルバダケブキや緑色の花をつけるバイケイソウが育ち始めて周囲を埋め尽くしている。
頂上付近より犬越路への稜線(中央奥は大室山) 木道にて咲き初めたシロヤシオ
シロヤシオは檜洞丸頂上付近はまだ蕾の木が多かった。頂上から犬越路方面へ行き展望のよいところで深い谷や大室山へ続く稜線を眺めてから、ツツジ新道コースを戻ることにする。
シロヤシオ、枝先に5枚の葉が付くことからゴヨウツツジ(五葉躑躅)とも呼ばれる。
バスの時間に余裕があるので花や景色を眺めながらゆっくりと下る。登りと下りでは視点が変わるせいか、それなりに眺めも楽しめる。朝の内はくっきり見えた富士山も霞みに閉ざされて見えなくなっていた。西丹沢自然教室近くの売店でビールを購入する。バス発車時刻の30分前に到着した。
シロヤシオ(白八潮)、ブナ帯に生育し、葉の縁が薄く赤く色づく。
コースタイム 歩行5時間50分
小田急線新松田駅(バス¥1,150)7:15~西丹沢自然教室8:40→9:30ゴーラ沢出合→10:25展望園地→12:00檜洞丸12:35→14:05展望園地→15:00ゴーラ沢出合→15:50西丹沢自然教室(バス)16:20~新松田駅
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