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奥多摩・オマキ平入口~向山(1,078m)往復~中奥多摩湖バス停

平成23年(2011)2月16日(水)2名
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ラッセルしながら雪道を登って行くと、新雪に朝日が差し込んできた
オマキ平入口~向山~オマキ平入口~中奥多摩湖バス停のGPS軌跡
オマキ平(向山)入口 オマキ平入口の登り始めで見る麓の集落
奥多摩駅から小菅行きのバスに乗り余沢で降りる。バス停から少し戻って右へ下る道路を行くのだが、近道の階段がありそこを降りる。左に東部森林公園キャンプ場の看板を見て進み、更に100mほど進むと右手にオマキ平入口の標柱が現れる。隣接してトイレもあるが冬季のため閉鎖されていた。ここを左上に登って行くのだが、雪の中に踏み跡は全く付いていない。
雪に埋もれたオマキ平(向山)登山口 40cmの新雪を踏むと靴がズブズブもぐる
歩きだして見るがズブズブともぐり積雪量は既に40cmほどあるようだ。100mほど歩くとオマキ平(向山)への標識が現れた。とにかく行ける所まで行ってみることにして登り始める。針葉樹林帯の中を登って行くが積雪は30~40cmほどあり、ラッセルしながら進む。途中の分岐付近でキノコ型東屋の支柱が腐って倒れ逆さまになっていた。トイレもあったがトイレとは名ばかりで、下を覗くと直接地面であった。道はジグザグ状に緩やかに登って行くが坂の所はやはり滑る。
緩やかな向山頂上付近 向山頂上にある古い木製の見晴台
更にジグザグ状に登って行き、向山の下は左に巻いてトラバース状に登って行く。向山頂上付近は周囲が広葉樹におおわれた緩やかな所であった。築20年は経っていようかと思われる見晴台があり、雪が付いている階段をこわごわ登る。かなり高い見晴台なのだが周辺の木が高くなったためか、それほど展望がいいとも思えない。それでも大菩薩や奥秩父方面はよく見えた。雲取山や三頭山方面は木の枝越の展望となる。下へ降りてお湯を沸かし日向ぼっこをしながら休憩する。今日は風がなく暖かい日だ。
向山見晴台より奥秩父の山。中央が奥秩父最高点の北奥千丈岳(2,601m)
向山見晴台より大菩薩連嶺。中央が大菩薩嶺(2,057m)、左寄りの緩やかな鞍部が大菩薩峠
登ってきた同じコースを下って行く 登りに付けた靴跡をたどる
ここまで来るのにラッセルのため通常の倍以上の時間がかかり、当初予定の三頭山へ行くのは到底無理だ。鶴峠へ行くルートもあるがバス便がなくこれもだめだ。結局元の余沢まで戻ることにした。歩いてきたラッセルをした道を戻って行く。
コースを外れ、雪の浅い尾根を下る
小菅川(奥多摩湖の上流)で釣りをする「かかし 金風呂へ向かう国道から、見晴台の立つ向山
余沢に戻りバス停の時刻表を見ると次のバス便まで1時間ほどある。バス停前で村田英雄の歌謡曲が鳴り響いたと思ったら食品を売る車だった。近くにスーパーや食品店がないので売りに来ているのだ。篭を背負ったおばあさんや、篭を背負ったバイクに乗ったおじいさんが集まってきていた。近くの長い階段のある家からは腰の曲がったおばあさんが降りてきた。高齢化社会なんだな!そういう光景を眺めながら、奥多摩湖を目指して歩き始めた。遠くに登ってきた見晴台の立つ向山が見えている。国道139号線(旧青梅街道)沿いは、小菅川が流れており周囲の風景を眺めながら歩く。バスが来たら途中乗車することにしていたが、約5km、1時間10分ほどの歩きで中奥多摩湖バス停に到着した。奥多摩駅行きのバスは間もなくやってきた。
向山直下付近、冬枯れでも青々と茂るヤドリギ(宿木)
オマキ平入口~向山~オマキ平入口~中奥多摩湖バス停のコース断面図
コースタイム 歩行5時間20分(向山間往復はラッセルのため通常の倍以上時間がかかる)) 距離12.5km 累積標高+1,113m -1,172m
JR青梅線奥多摩駅(バス)7:33発~8:13余沢→オマキ平入口→11:05向山12:00→13:40オマキ平入口13:50→(国道139号線を約5km歩く)→15:00中奥多摩湖バス停(バス)~奥多摩駅
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