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中央線・小金沢連嶺

(黒岳~牛奥雁ヶ腹摺山~小金沢山 2,014m)
平成23年(2011)7月24日(日)6名
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鮮やかで大きな花をつけるマルバダケブキ(丸葉岳蕗)
 
 
甲斐大和駅より予約していたタクシーで湯ノ沢峠まで行く。湯ノ沢峠から大蔵高丸方面へ行き湯ノ沢峠のお花畑を見る。まだ時期には少し早いがヤマオダマキ、トリアシショウマ、コウリンカ、ノアザミ、ヒヨドリバナ、イヨフウロ、ウスユキソウ、ルリトラノオなどが咲いていた。元の湯ノ沢峠に戻り黒岳を目指して登り始める。湯ノ沢峠からの登り始めは以前は登山道が笹藪に覆われ笹を掻き分けながら登ったものだが、今回は綺麗に刈り取られて登りやすくなっていた。
草原に咲くウスユキソウ(薄雪草)の群生
まもなく白ザレの崩壊地を右手に見て登っていく。しばらくの登りで白谷丸直下の砂地のある展望地に到着した。今日は時々日がさすが曇りの天気で展望は全く開けない。それでも草原にはシモツケやウスユキソウが咲き目を楽しませてくれる。
イヨフウロ(伊予風露) 緑色の花バイケイソウ(梅蕙草)
バイケイソウも咲く、緑濃い黒岳の広葉樹林帯
白谷丸を過ぎ一転して樹林の中に入っていく、緩やかな下りとなり黒岳の緑濃い広葉樹林が出てくる。林床はシダに覆われあちこちにバイケイソウが咲いている。カニコウモリも至るところに群生している。
ヤマオダマキ(山苧環) コウリンカ(紅輪花)
黒岳山頂は周囲が樹木に覆われて展望は利かない。ここからしばらくは苔むした樹林帯の中を歩く。川胡桃沢ノ頭周辺は草原でコウリンカなどが咲いている。
牛奥雁ヶ腹摺山への登り。後方は川胡桃沢ノ頭
川胡桃沢ノ頭からは標高差100mほどを下ると草原に出る。ここからは牛奥雁ヶ腹摺山へ百数十メートル登り返す。草原や樹林帯が交互に出てきて変化がある。山頂直下には多くのマルバダケブキが黄色い花を咲かせていた。牛奥雁ヶ腹摺山からは再び樹林帯となり小金沢山に至る。小金沢山からは樹林帯のなか岩稜の小突起を越えながら進む。それほど急でもない下りがしばらく続き、前方が明るくなってくると狼平だ。
オトギリソウ(弟切草) 天狗棚山からの大菩薩湖
広い笹原の狼平では霧の中であった。石丸峠を目指して天狗棚山へ向かう。稜線を登っていると突然ガスが切れ前方に大菩薩湖が見えてきた。その右側には熊沢山も見えてきた。その山肌を覆う笹原の緑が美しい。展望が開けたのはわずか2~3分の出来事だった。稜線を登っていくと再び霧がたちこめ視界は閉ざされてしまった。
最後の最後に見えた今日一番の眺望。天狗棚山からの熊沢山
湯ノ沢峠~黒岳~牛奥雁ヶ腹摺山~小金沢山~石丸峠~小屋平のコース断面図
コースタイム:歩行5時間20分 距離10.34km 累積標高850m -926m
JR中央本線甲斐大和駅(タクシー¥5,900)8:08~8:40湯ノ沢峠8:50→お花畑→湯ノ沢峠9:15→10:10白谷丸→10:30黒岳→11:30川胡桃沢ノ頭→11:45牛奥雁ヶ腹摺山12:20→12:55小金沢山→13:45狼平→14:12石丸峠→15:00小屋平(バス)~甲斐大和駅
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