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上日川峠~雷岩(2,040m)~大菩薩峠~石丸峠~天狗棚山

平成24年(2012)10月20日(土)9名
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雷岩~大菩薩峠間の稜線を彩る鮮やかな紅葉
上日川峠~雷岩~大菩薩峠~石丸峠~天狗棚山~上日川峠のGPS軌跡
JR中央線甲斐大和駅前から出る上日川峠行きの小型バスは、紅葉時期とあって混雑が予想され定刻前に既に2台増発された。我々のグループは定刻前のバスと定刻のバスに分乗して座ることができた。まだ乗り切れない人が列をなしているのであと2台位増発されるような状況だった。バスが山間の道を次第に高度を増していくと、緑の木々が段々と黄色や赤の木々に移り代わっていく様がみられる。バスは標高630mの駅前から1600mの峠まで1000m近くを登るのだ。上日川峠に到着すると既に駐車場は満車で多くの登山者のグループや家族連れで込み合っている。
紅葉ショーの始まり!寒さと強風と霧の稜線だが一瞬微かに大菩薩湖が見えた
福ちゃん荘からは他のグループを抜いたり抜かれたりしながら唐松尾根を登る。唐松尾根上部から霧が出てきて風も強くなる。そして雷岩は下界の天気からは想像もつかないほどの強風と白い霧の世界であった。寒さに備え樹林帯で皆それぞれ雨具の上着やジャケットなどを身に付けてから、強風の稜線を大菩薩峠へ向けて歩き始める。気温は5℃で西からの横殴りの強風で体感温度は0℃くらいに感じる。小さな岩場を登ったり下ったりしながら稜線を進んでいくと、一瞬霧が薄れて大菩薩湖方面の風景がうっすら見えた。
まだ白いベールがかかっているが、紅葉が次第に鮮明になってくる
それからは気温が上がったためなのか、または風の息なのか霧の薄れる度合いが次第に多くなり透明度も増してくる。笹原のくすんだ薄緑の絨毯の上に針葉樹の濃い緑と橙色や黄色や赤い紅葉の木々がちりばめられているようで鮮やかだ。みんな足を止めて霧の薄れる瞬間を狙ってカメラのシャッターを押す。そしてサァーと霧が晴れて鮮やかな紅葉の風景が一瞬広がると歓声があがる。
はっきりと見えるようになってくるが直ぐ霧に閉ざされてしまう
束の間の青空・・・。親不知ノ頭から妙見ノ頭を見る。
親不知ノ頭から雷岩への稜線を見る、
熊沢山から下る途中から見た狼平付近の紅葉(左側の稜線が狼平)
大菩薩峠から熊沢山へ向けて鬱蒼とした針葉樹の樹林帯を登る。風も少し弱くなって登山者で賑わっていた大菩薩峠が嘘のように静かな登りだ。熊沢山から下っていくと霧も薄れ狼平あたりの山腹の見事な紅葉が見られる。石丸峠で風を避けて笹原の窪地で昼の休憩を取る。寒いので休憩もそこそこにして、天狗棚山に登ると笹原の狼平が見下ろせた。ここから石丸峠に戻りカラマツの森を抜けて小屋平に到着する。小屋平からは少し行くと沢があり、ここは注意しながら飛び石伝いに渡渉する。行きかう人のない静かな森をしばらく歩くと登山者で賑わう上日川峠であった。
石丸峠付近の紅葉(牛ノ寝通りとの分岐付近)
上日川峠~雷岩~大菩薩峠~石丸峠~天狗棚山~上日川峠のコース断面図
コースタイム 歩行4時間10分 距離9.98km 累積標高±870m
JR中央線甲斐大和駅(バス)~上日川峠9:05→福ちゃん荘→10:25雷岩→11:20大菩薩峠→熊沢山→12:00石丸峠12:30→12:40天狗棚山→石丸峠→13:42小屋平→14:20上日川峠(バス)14:45発~甲斐大和駅
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