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大菩薩峠~小金沢連嶺(2014m)

平成19年(2007)8月1日(水)
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塩山駅のトイレで中年男性に話しかけられる。福ちゃん荘までタクシーで行く、というと同乗させて下さいと言う。こちらも依存はないので同乗してもらうことになった。
福ちゃん荘前でタクシーを降りる。身支度をして歩き始めるとすぐに富士見山荘前を通る。ここからは幸先よく紫紺の富士山が見える。今日は素晴らしい景色に巡り会えそうだ。
大菩薩峠より 親不知ノ頭より
福ちゃん荘から大菩薩峠まで標高差300m位なので、あっけなく大菩薩峠に着きます。タクシーに同乗した男性が峠から戻ってくるところでした。大菩薩峠に続く妙見ノ頭へ歩きます。ここからは期待通りの南アルプスと富士山それに八ヶ岳も見えます。
親不知ノ頭より南アルプス 親不知ノ頭より南アルプス
大菩薩峠に戻り石丸峠から小金沢連嶺をめざします。苔むした深山の雰囲気でしかも杉樹林のように暗くないのがいいです。
熊沢山より石丸峠を見る 縦走路より
前回来た石丸峠は霧の中でしたが今日は素晴らしい天気です。熊沢山からの石丸峠は笹原の緑が美しく山波の向こうに霞むように見える富士山も見事です。
熊沢山 狼平
笹原の石丸峠を越え狼平へ向かいます。狼平も笹原のきれいなところです。登山道に笹が被っているが背丈が低く足元が見えないのででストックで笹を掻き分けながら歩きます。また、途中で笹藪のうるさいところもありました。
小金沢山にて マルバダケブキ:丸葉岳蕗
小金沢山からの下りには色鮮やかな黄色のマルバタケブキが沢山咲いています。独特の細い花びらのコウリンカも競い合うように咲いています。
コウリンカ:紅輪花 バイケイソウ:梅蕙草。花が梅に葉が
ラン(蕙:中国語でランの意)に似る
牛奥雁ヶ腹摺山はこの縦走路で一番展望がよく、山梨の秀麗富岳12景にも選ばれています。
カニコウモリ:蟹蝙蝠
蟹の甲羅に似た葉の蝙蝠草
黒岳の広葉樹林
黒岳から湯ノ沢峠へ向かう途中の広葉樹林の緑が鮮やかです。カニコウモリやバイケイソウも咲いています。カニコウモリは地味ですが好ましい花の一つです。
名前の由来は、葉の形が蟹の甲羅に似たコウモリソウの意味からです。ではコウモリソウはというと葉の形がコウモリ(蝙蝠)に似ていることからきています。そうするとカニコウモリは「葉の形がコウモリに似たコウモリソウの仲間の、葉の形がカニに似たカニコウモリ」という事になります。花の命名のされ方は葉の形や花の形、種の形などさまざまですが、ややこしいものも多いです。
白谷丸では南西に富士山の大展望が開けます。白ザレのガレ場を左に見て急な下りをしばらくいくと湯ノ沢峠に着きました。割合きれいな避難小屋を見学します。何時かこの避難小屋のお世話になるかもしれません。ここから湯ノ沢峠登山口へ向けて沢沿いの道を下ります。湯ノ沢峠登山口からは未舗装の林道です。林道は舗装された車道に合流しひたすら歩くと天目山温泉に着きます。天目山温泉は思っていたよりも大きないわゆるスーパー銭湯の温泉でした。この温泉は甲州市で管理しているようです。ここでタクシーを呼ぼうと携帯電話を使いますが電波の状況が悪くつながりません。温泉の公衆電話を借りてタクシーを呼びます。温泉内の自販機でビールを購入してタクシーを待ちます。20分程度でタクシーが来て甲斐大和駅で降りました。
コースタイム 歩行8時間
塩山駅(タクシー¥5140)8:55~8:30福ちゃん荘前8:40→9:05大菩薩峠9:55→10:45狼平→11:30小金沢山12:10→12:45牛奥雁ヶ腹摺山→13:35川胡桃沢ノ頭→14:10黒岳→15:40湯ノ沢峠→16:10林道→17:20天目山温泉(タクシー¥2140)甲斐大和駅
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