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白谷丸~黒岳(1987m)~雁ヶ腹摺山~姥子山

平成20年(2008)7月23日(水)
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岩倉具視が印刷されている旧500円札の裏面には富士山が印刷されている。これは雁ヶ腹摺山からみた富士山の図だという。雁ヶ摺腹山頂上の看板には「五百円札に描かれた富士山の撮影地。撮影者:名取久作。昭和17年11月3日。午前7時15分。」と記されている。
甲斐大和より予約していたタクシーで標高1652mの湯ノ沢峠に着く。ここから白谷丸への登りは最初から笹薮漕ぎとなる。登山道なのだが朝露に濡れた笹薮を掻き分けて登る。数百メートルの登りで下半身はびっしょりだ。
白谷丸より富士山 ヤマオダマキ
途中見晴らしがよくなり後ろに青い富士が見えてくる。白谷丸からは雪がほとんど無くなった南アルプス連峰も見える。黒岳へかけては見事な広葉樹林を見ながら歩く。黒岳山頂から北へ少し行ったところに大峠の分岐があるのでここを大峠へ向けて下る。明るい広葉樹林でコケやカニコウモリの林床に銀竜草も所々に咲いている。
黒岳の広葉樹林 ギンリョウソウ
大峠には大きな東屋もあり、大月からタクシーでここまで入れる。大峠から雁ヶ腹摺山へ2分ほど登ったところに水場がある。ここで冷たい水を飲めるだけ飲んでおく。1時間ほどの登りで草原の雁ヶ腹摺山に到着する。 旧500円札の富士で有名な雁ヶ腹摺山だが残念ながら眺望は得られなかった。北側は樹林では南側は開けているが雲で富士山は見られず早々に姥子山に向かう。40分ほどかけて下りきると、林道をわたり鉄階段を下りて岩場の道を行く。岩場周辺にはイワウチワの葉が残っている。姥子山東峰は南側が絶壁になっていて富士・丹沢方面が開けている。西峰には5分ほどで行けるが祠が置いてありこちらは奥多摩・奥秩父方面の北側の展望がよさそうだ。東峰で休憩時間を延ばして天気の回復を待つ。近くの山は霞んで見えるが富士は見えずやむなく出発することにする。
頂上では涼しかったが歩き出し高度が下がるにつれて汗が噴出す。帽子の先端からもポトポトと滴り落ちる。腰回りもびっしょりだ。しかしアウトドアならではの汗をかく快感でもある。百間干場と思われる所で直進の奈良子林道を分け右の登山道へ入る。金山峠、大ヌタ山分岐を過ぎ沢の丸太橋を何回も渡り返してようやく林道に出た。そのまま林道を歩いて山口館前を通り、更にそのまま川沿いの道を歩いて遅能戸バス停前に到着した。
コースタイム 歩行7時間20分
甲斐大和駅(タクシー¥5840)7:15~7:50湯ノ沢峠→8:40白谷丸→9:15黒岳(1989m)→10:10大峠→11:15雁ヶ腹摺山→12:20姥子山13:25→15:35山口館→16:20遅能戸(バス)16:34~大月駅
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