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富士急行線・九鬼山

平成26年(2014)7月13日(日)12名
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田野倉駅~稜線~九鬼山~落合橋~禾生駅のGPS軌跡
   
林道終点近くの九鬼山への登山道入口
当初は田野倉駅から667mピークを経て馬立山近くの稜線に至るコースを予定していました。しかし実際に行ってみると標識はなく踏み跡は草に覆われており、あまり登られていないコースのようです。そこで通常多く登られているコースに予定を変更しました。線路沿いを歩いて行くと道路には所々に「登山道」の標識が付けられています。やがて沢沿いの林道を行くようになります。長い林道をてくてくと歩いて行きます。やがて林道の終わり近くで左側に登る登山道がありました。
紺屋休場手前の展望地より三ツ峠山(左)と鶴ケ鳥屋山(右端)
梅雨時のせいか大きなキノコが登山道脇のあちこちに生えています。きっと食べられるのもあるのでしょうが素人ゆえ手が出せません。風がなく登りにかかると帽子の先から汗が滴り落ちます。稜線に出ると幾分風が吹いていて少しは楽になります。途中の展望地からは双耳峰の倉見山と電波塔の立つ三ツ峠山が見えています。昨日の予報が外れて曇り空で富士山は見えません。ただその分気温が上がらず歩くには比較的楽です。
紺屋休場という広場を過ぎるとまもなくトラバース道がしばらく続く
紺屋休場(こんややすみば)という広場を過ぎると尾根を外れて山腹を巻いて行くようになります。ザレたところはありませんが斜面の所々にはロープが張ってあります。そして九鬼山直下の稜線に達します。稜線からはほとんど直登に近い感じでどんどん高度が稼げます。しばらくの登りで九鬼山山頂に達しました。狭い頂上には2~3グループの二十~三十人ほどが昼食をとっています。ちょうど出発するグループもいてなんとか座る場所も得られます。
九鬼山山頂から南大菩薩、小金沢連嶺方面。左端は滝子山
今日は曇り空ですがそれでも近場の展望は得られました。雲取山方面もうっすらと見えています。山頂の草むらにはオオバギボウシがつぼみを付け、オカトラノオ、ヤマホタルブクロ、トウダイグサなどが花を付けていました。
九鬼山山頂(970m)
   
 
 
  九鬼山山頂で見たオカトラノオ(丘虎ノ尾)  
 
 
 
 
 
 
九鬼山山頂で見たトウダイグサ(灯台草)
トウダイグサは麓では4月から6月ごろに咲く花だがここ九鬼山山頂は標高1000m近くで今が咲く時期なのだろう。目立たない花だがよくよく見ると変わった形をしていて味わい深い。名前の由来は全体の花の形が昔室内のあかりに使った灯台に似ることから。 「灯台下暗し」のことわざも海の灯台ではなく、この灯台からきているようだ。
 
 
  禾生駅駅へは落合橋の下をくぐって行く  
駒橋発電所 落合水路橋
駒橋発電所で水力発電に使う発電用水を供給するための水路橋として、1907(明治40年)年東京電灯株式会社(現東京電力株式会社)により建設されました。
朝日川の河床を3連アーチで越え、さらに東側には小さな4つのアーチを設けています。素朴な外観ではありますが、発電水路用煉瓦アーチとしては大規模な建造物であり、1997(平成9年)年9月には登録有形文化財として登録されました。(登録番号:19-0015)
(寸法・構造)延長56m、幅8.5m 支間長(最大)7.9m 煉瓦造アーチ橋
東京電力株式会社 (現地説明板より
     
     
 
 
  田野倉駅~稜線~九鬼山~落合橋~禾生駅のコース断面図  
コースタイム:歩行3時間30分 距離8.45km 累積標高757m -729m
富士急行線田野倉駅8:53→9:50登山口→10:05稜線→10:25紺場休場10:35→11:15九鬼山12:00→落合橋→13:30禾生駅14:08~大月駅
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