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富士周辺・御坂黒岳

平成26年(2014)8月20日(水)10名
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三ツ峠入口~黒岳~新道峠~河口湖自然館のコースマップ
三つ峠入口バス停は国道137号線(御坂みち)、新御坂トンネルの100mほど手前にある。バスを降りる時に運転手が「車がスピードを出しているので、必ずトンネルの手前まで行ってから道路を横断してください。」と注意してくれる。なるほど走ってくる車をみると確かにトンネルの手前ではスピードを幾分緩めるようだ。言われたとおりにトンネルの手前まで行ってから道路を横断する。道路を渡って進んだすぐ左側に御坂峠への標識がある。
御坂峠のタチフウロ(立風露) 黒岳山頂付近のレンゲショウマ(蓮華升麻)
御坂峠までは比較的緩やかな登りが続く。オレンジ色のフシグロセンノウが登山道脇のところどころに咲いている。御坂峠は少し開けたところで草むらの中に白いゲンノショウコやピンクのタチフウロ、黄色いウマノアシガタなどが咲いている。御坂トンネルが出来るまでの富士吉田側と甲府側間の往来はこの御坂峠(標高1,520m)を越えて行われていた。すぐそばに廃屋となった御坂茶屋があるが、だいぶ前に廃業したと見えて内部は放置され荒れている。しかし急な雷雨の時などは役に立つかも知れない。またこの廃屋の黒岳寄りにはトイレも設置されているが、同様に荒れ果てている。
シュロソウ(棕櫚草) シュロソウ(棕櫚草)拡大
シュロソウ(棕櫚草)、ユリ科(シュロソウ科としても分科を検討されているようです)。
地味な茶色の花で山を歩いていたらほとんど気がつきません。しかしよくよく見るとちゃんと花の形をしていて結構可愛らしい形をしている。バイケイソウと同じ仲間の花だとか。そういえばバイケイソウを小さくして茶色にした感じです。何年か前にこの周辺(三ツ峠山など)を歩いた時、やはりこの茶色の花がよく目についた。その時はこの蘭のような花の名前が判らなかった。しかし今回は調べてみようと思い写真を撮った。後で調べてみるとシュロソウであった。なぜシュロ(棕櫚)ソウというのかというと、枯れたときの葉が棕櫚の皮のように繊維状になるからのようだ。
黒岳展望台より十二ヶ岳、鬼ヶ岳方面 黒岳から下りのレンゲショウマ(蓮華升麻)
樹林帯の中を登って行くと次第に岩交じりの急登となってくる。その名の通りソバナ((岨菜:崖に生える草)があちらこちらに青い花を付けている。傾斜が緩んだ黒岳山頂付近の草むらには、レンゲショウマが咲き始めている。まだ時期が早いのかぽつりぽつりとである。展望のない黒岳山頂から南に5分ほど行くと黒岳展望台がある。ここからは河口湖の上に富士山があり、右手には十二ヶ岳や鬼ヶ岳方面が見える。
斜面に咲くソバナ(岨菜) 新道峠展望台より富士山
黒岳山頂に戻り破風山方向へ進む。斜面のところどころにレンゲショウマが咲いている。レンゲショウマは黒岳山頂へ登る時よりは、黒岳から破風山へ向かう下りのほうがはるかに多い。すずらん峠を過ぎ破風山への登りとなる。新道峠からは黒岳展望台と違い雲のない富士山がすっきりと見えた。ここからはジグザグの細くて長い斜面を下って行く。林道にでて1時間ほどの歩きで河口湖自然館に到着した。河口湖駅へ向かう小さなレトロバスは、外国人観光客も混じり満員の状態であった。
コースタイム 歩行4時間40分 距離11.1km 累積標高1,012m -1,195m
富士急行線富士山駅(バス)9:10~9:42三ツ峠入口→10:06御坂峠10:16→12:20黒岳展望台13:00→破風山→12:02新道峠12:15→林道14:45→15:40河口湖自然館(バス)~河口湖駅
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