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中央線・坪山~大寺山(1226m)~北峰~鋸尾根

平成20年(2008)11月19日(水)
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中央線上野原駅からバスで長寿の里棡原(ゆずりはら)を抜け一時間ほど乗ったところに坪山の登山口があります。
1968年、医師の調査研究で上野原市棡原地区は日本有数の長寿村とされました。
長寿の理由の一つが棡原の伝統的な郷土食です。棡原の人たちの主食は穀物や雑穀が中心です。そして副食は煮物などの野菜食が中心で、肉や魚はほとんど食べません。その他には味噌汁や漬物などでほとんどが、その季節に棡原周辺で採れた物ばかりです。 しかし、この村に道路が走った途端に長寿の里ではなくなったそうです。現代食を摂るようになった若者達を中心に短命化が進んだとのことです。
まさに「食は命なり」ですね!これは江戸時代中期に活躍した有名な観相家の水野南北(1760年~1834年)の言葉です。水野南北は様々な角度から人間を観察したが悟る事が出来ず、伊勢神宮の五十鈴川で断食水行の荒行をして天啓を得たといいます。「食は命なり、人の命運はすべて食にあり」、彼自身もこれを実践したのです。
坪山は位置的には奥多摩三頭山のすぐ南側(正確には南南西)にあたります。今日は素晴らしい天気ですが、冷え込みがきつく日陰のところには霜が残っていました。
坪山山頂から飛竜山(左)、雲取山(右) 坪山山頂から三頭山
坪山へは左側の東コースをとり標準2時間のところをを1時間20分で到着。
白銀の富士が迎えてくれました。雲取山~飛竜山、三頭山の堂々たる姿や遥か都心のほうの市街地も眺められました。
山道の紅葉 カラマツの紅葉
ここから西原峠へ向けては木にしがみ付きながらの急下降となります。頭上の紅葉や対面の山の紅葉を見ながら歩きます。20分ほど歩いた所で分岐になります。右側松姫鉱泉の標識のある巻き道を行きます。道は山腹を縫って続きますが足元が崩れ落ちそうで気が抜けません。右側の山越えの道と合流したところに丸太が二本並べてありベンチ代わりになります。ここで短い休憩と昼食にします。右下に林道が見えてきて合流します。ここは西原峠なのでしょうが立ててある標識には現在地が書いてありません。
大寺山の下り、冬枯れの木立 北峰より富士山と三ツ峠山(右)
ここから小寺山へは標識のないマイナールートになります。念のためコンパスで行く方向を定めます。林道脇の標識のある所に右上に上る踏み跡がありそれを辿ります。しかし直ぐ林道(作業道)とぶつかります。また尾根を辿ろうとするとまた林道にぶつかりと何回か繰り返します。林道が二股に分かれたところで尾根を辿ると今度は林道と離れました。
登り詰めたピークの木には小さな木片で大寺山と記してありました。ここからも急下降があり下りきると急登になりようやく北峰へ到着します。北峰はほとんど360度遮るもののない絶景です。景色を楽しんでから長尾根に至るコースを行こうとしたのですが、山腹を巻くアプローチがどうしても判りません。結局断念して北峰へ戻り今年7月に歩いた事のある鋸尾根から下る事にしました。鋸尾根は最初は急下降ですがしばらくすると緩やかになります。そして積み重なった厚い落ち葉はふかふかで時折滑りそうになりながら下山しました。
コースタイム 歩行7時間 
上野原駅(バス¥940)~御岳神社前(トイレ前)9:30→10:50坪山→12:10分岐12:20(昼食)→西原峠→13:30大寺山→14:10北峰→ルート探し→15:00北峰→16:40杉平入口バス停→17:00浅川入口バス停17:30(バス¥340)~17:54猿橋駅。
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